Contents
基礎知識
こちらでは相続手続きにおける基礎知識についてご説明いたします。
相続手続きは、受け取る財産によっては多額の金額が動きますので、確かな専門知識をもって進める必要があります。とはいえ、相続は人生で何度も経験するものではないため、困惑される方も少なくありません。相続手続きにおける間違いを防ぎ、相続人同士の揉め事がおこらないように今から備えておくことが大切です。
遺産相続手続きでは、遺言書がのこされているかそうでないかにより、相続開始後の手続きが大きく変わってきます。
被相続人が亡くなると、被相続人の所有財産は相続人で分割することになります。被相続人が遺言書をのこしていた場合には遺言書の内容に則して相続手続きを進めますが、遺言書のない場合には遺産をどのように分割するかを相続人全員で話し合う遺産分割協議をおこなう必要があります。
そのため、被相続人が亡くなり相続が開始した場合にはまず、遺言書があるかどうかの確認をすることが重要です。
遺言書がない場合の相続手続きの手順
1:相続人の調査
2:相続財産の調査
3:相続方法の決定
4:遺産の分割をおこなう
5:財産の名義変更をおこなう
一連の相続手続きには、戸籍などといった各資料の収集やスケジュール調整など予想以上に手間と時間がかかります。また、遺言書がなく遺産分割協議をおこなうことになった場合でも、相続人の事情で思うように話し合いが進まず悩まれるという方も多くいらっしゃいます。相続手続きには期限が設けられている手続きもありますので、一度お気軽にご相談ください。